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缶票 現場での専門用語

「缶票」(かんひょう)は、撮影済みのフィルムを収めた缶に貼るラベル式の伝票で、フィルムの情報を記載します。以下に詳しく説明します。

缶票の役割

  1. フィルムの識別: 缶票には撮影済みフィルムの情報が記載されており、どのフィルムがどのシーンやテイクに対応しているかを識別するために使用されます。

  2. 現像処理の指示: 缶票には、現像所で適切な処理を行うための指示が記載されています。これには、露出時間、フィルムの種類、特別な現像指示などが含まれます。

  3. ラッキング: 缶票はフィルムのトラッキングにも使用され、どの缶がどのフィルムを収めているかを簡単に確認することができます。

缶票に記載される情報

  • シーン番号: どのシーンのフィルムかを示します。

  • テイク番号: そのシーンの中のテイクを識別する番号です。

  • 撮影日: フィルムが撮影された日付が記載されます。

  • フィルムの種類: 使用されたフィルムの種類やブランドが記載されます。

  • 露出時間: 現像時に必要な露出時間が記載されます。

  • 特別な指示: 特殊な現像指示が必要な場合、その詳細が記載されます。

缶票は、フィルム制作において非常に重要な役割を果たし、現像所が正確に作業を行うために不可欠です。