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雲台 現場での専門用語

撮影用品の一つ。通常は「ヘッド」と呼んでいる。

雲台は、三脚の上部に位置するカメラを乗せる部分です。三脚は「脚部」と「雲台」に分けられ、雲台はカメラをパーン(横方向の動き)やチルト(縦方向の動き)させるために非常に重要な役割を果たします。

スチールカメラビデオカメラでは、雲台の種類が異なります。特にビデオカメラ用の三脚には以下の特徴があります:

  • おかま(半球状の受け皿):脚部と雲台の取り付け部分が半球状になっており、雲台の水平を調整できます。

  • パーンとチルト:横方向の動き(パン)と縦方向の動き(チルト)が別々にロックでき、動きの設定も可能です。

  • 油圧:業務用の三脚では雲台に油圧を利用して、スムースな動きができるようになっています。

プロ用の三脚メーカーとしては、以下が有名です:

  • Vinten(ヴィンテン):イギリス製のメーカー。

  • Sachtler(ザハトラ):ドイツ製のメーカー。

雲台は撮影の安定性と操作性を高めるために重要な役割を果たしています。